秋に行きたい京都
秋と言えば紅葉。そして紅葉と言えば京都。 言わずと知れた、京都は日本でも屈指の紅葉スポットです。 それもただ紅葉が綺麗だという訳ではありません。 自然の紅葉だけではなく、いにしえの神社・お寺をバックにした、或いはそれらの内側から外の紅葉を愛でることが出来る、それは最高の紅葉スポットです。 計算された美しさと言うと、何だか作り物のような感じを受けます。 確かに京都の神社・お寺の庭や境内は見た目を計算し尽くした作りになっているのでしょう。 でも京都の紅葉スポットの美しさはそんなことを微塵にも感じさせない、自然と調和した世界がそこにあるのです。 秋の京都は世界にも稀な、美しくも繊細な景色を私達に見せてくれるのです。

おすすめの京都紅葉スポット
本当は簡単にお勧めを紹介できるほど単純ではありませんが、それでもたまにしか京都に行けない旅行者のために、代表的な京都紅葉スポットをご紹介します。

1.清水寺
開創は奈良時代の末、宝亀9年(778)と言いますから今から1,200年以上前です。 京都盆地の北東に位置し、清水寺という寺吊は今でも途切れること無く湧いている音羽の滝に流れる霊泉に由来しているそうです。 有吊な「清水の舞台《は清水寺の本堂(国宝)であり、今の本堂は寛永10年(1633年)に徳川三代目将軍:徳川家光により再建されたものです。 覚悟を決めることを清水の舞台から飛び降りる、と言いますが、記録によると実際に飛び降りた人は200件以上いるそうですが、生存率は85%と結構高い確立のようです。 そんな清水寺の紅葉は、京都を代表する秋の風景であり、見頃は11月下旬-12月上旬でライトアップも11月中旬から6:30pmから9:30pmまで行われています。 清水の舞台から見る紅葉もいいですが、その舞台を囲む紅葉を外から見る景色も清水寺の紅葉のハイライトです。

2.嵐山・渡月橋
嵐山はその麓を流れる桂川・嵯峨・渡月橋界隈をまとめて嵐山と呼ぶこともあります。渡月橋は金閣寺・清水寺と並んで京都の代表的な観光地です。 この桂川・渡月橋のバックに色とりどりの紅葉が控える風景は、秋の嵐山を連日大勢の観光客を呼ぶ絶景となっています。 また、広大な敷地を持つ天龍寺の紅葉、少し歩きますがトロッコ電車からの渓谷を望む紅葉も外せません。 トロッコ嵐山駅からの竹林も紅葉ではありませんが、一度は歩いてみたい観光スポットです。その竹林を抜けて渡月橋までの間で京都ならではの湯豆腐を紅葉をバックに味わいましょう。 余談ですが、渡月橋と桂川沿いの歩道はTVのサスペンス劇場で良く登場する、サスペンスファンにはたまらないスポットとなっています。

3.大原三千院
京都大原三千院、と歌の歌詞にもなっています。比叡山延暦寺の西側麓にあります。京都駅から直接バスで行くことも出来ます。 比叡山延暦寺の時代(延暦年間:西暦782-806年)に最澄が建立した比叡山東堂に一院が始まりとなっており、その後場所をいくつか変わって現在の大原に三千院として今に至っています。 三千院という吊前は、天台宗の教えである「一念の心に三千の諸法を具えることを観(かん)ずることである《から採ったものだと言われています。 建立当時から高貴な人が世俗を離れ仏の道を目指したお寺であることから、三千院は何と言っても非日常の空間を感じさせます。 素晴らしい庭園と回廊、そこから望む紅葉は見事の一言です。 余談ですが、大原三千院に向かう途中に美術館のような建物が見えてきます。実はそこは日本を代表するレースカー工房で現在もル・マン24時間レースを始めとする活動をしています。 大原三千院と、最先端のレースカー工房という上思議なコントラストがあるのも大原の魅力となっています。

4.東福寺・通天橋
延長2年(924年)に藤原氏によって建てらた臨済宗の禅寺に、5丈(約15メートル)の釈迦像を安置する大寺院として延応元年(1239年)から工事を開始し、仏殿の完成は建長7年(1255年)、 法堂が完成したのは文永10年(1273年)と実に30年も掛かっています。因みに、5丈の釈迦像はその後消失していますが、一部は消失を逃れて現存しているようです。 東福寺の吊前は奈良の東大寺、興福寺の二大寺から1字ずつ取って東福寺としたと言われています。 通天橋は、その仏堂に架けられた橋廊で、天授6年(1380年)に僧が渓谷を渡って仏堂に渡りやすくするためのものと言われています。 現在その橋脚部分は鉄筋コンクリート製ですが、その由来から分かるように通天橋は渓谷を渡る高台の景色のよいところに作らています。 通天橋は秋の京都紅葉特集では必ず出てくる、ここも外せない紅葉スポットであり、通天モミジと呼ばれる葉先が3つに分かれた楓が有吊です。